お肌のトーンをぐっと暗くしてしまうくすみ。それだけで疲れた印象を与えてしまいます。
歳を重ねるごとに徐々に広がるくすみにお悩みの女性は多いはず。
実は、お肌のくすみは毎日の洗顔法を見直すだけで改善できるんです!
高い美白化粧品を使ってもくすみがなかなか改善しない人は、間違った洗顔方法のせいかも知れません。
敏感肌向けのくすみを取る洗顔方法
敏感肌の人にとって、洗顔方法はお肌の明暗を左右する重要な問題!その方法を間違えると、お肌にダメージを与えてしまい、肌トラブルの原因となってしまいます。
その刺激がメラニンを増やし、さらなるくすみを引き起こしてしまうことも…。
とはいっても、正しい洗顔方法を教わる機会はなかなかありません。
そこで今回は、敏感肌向けの正しい洗顔方法をご紹介しましょう!
まずは手を洗う
まずは、手に付着している雑菌や油分を洗い落とすために、手を洗いましょう。
手の汚れを落とすことで、石けんの泡立ちも良くなります。
洗顔料選びが大事!!肌にやさしい洗顔料をチョイス
敏感肌にとって、一番避けたいのが洗浄力の高い洗顔料。
洗浄力が高い洗顔料は、汚れだけではなくお肌に必要な角質や皮脂を落としてしまい、角質のバリア機能を弱めてしまいます。
そして、くすみなどの肌トラブルを悪化させてしまう恐れがあるんです。
そんな敏感肌の方には、天然の洗浄成分で出来ていて、防腐剤(パラベン)、香料、着色料などを含まない無添加の固形の洗顔石けんがおすすめです。
肌の汚れを落としつつ、必要な皮脂を落としすぎない適切な洗顔の必須アイテムです。
くすみの改善には、お肌への刺激を最小限に抑えることが重要!優しい成分の洗顔石けんでも、少なからずお肌に刺激を与えてしまいます。
メイクをしていない日は、ぬるま湯ですすぐだけでも十分ですよ!
メイクはその日に落としきる!!刺激の少ないクレンジング剤を使おう
メイクを落とさず寝てしまう…なんてことは論外です!メイクをした日は必ずクレンジングするようにしましょう。
肌への負担軽減を考えるなら、成分表を見てください。石油系よりも界面活性剤を使っているものが良いでしょう。
おすすめなのはクレンジングミルク。油分と水分がバランスよく配合されて、使い心地もなめらかなのでお肌への刺激を抑えることが出来ます。
無理にこすったりせず、優しく円を描くようにメイクになじませて落としましょう。
肌に負担の少ないクレンジンミルクは洗浄力が弱いので、きつめのメイクをした時はきれいに落としきれない時もあります。
その時はまずメイクを落とすことが先決なので、クレンジングを変えた方がいいでしょう。
強いメイクにはホホバオイルやオリーブオイルなど植物性のオイルが、相性は良いです。
洗顔料はよく泡立てて転がすように使う
お肌に優しい洗顔のポイントは、洗顔料をよく泡立てること!ブラシを使った洗顔やこすり洗いは絶対にNGです。
泡で洗顔することによって、直接手や指で皮膚に触れなくても、泡の表面張力が汚れを包んで優しく落としてくれます。
また、きめの細かい泡を作ることで毛穴の奥まで入り込み、古い角質や汚れを取り除くことが出来ます。
泡のきめが細かくなるほどクッション性もアップして、お肌を摩擦から守ります。
洗う順番は先にTゾーン、次にUゾーン
顔にも洗う順番があるって知っていますか?
理想的な洗顔の順番は、まずは最も皮脂の分泌が多いとされるTゾーン(鼻、額)、次にUゾーン(頬・口のまわり)、最後に皮膚の薄い目元です。
皮脂の多い部分から洗いはじめることで、余分な皮脂を取り除き、洗い過ぎを防ぐことも出来ます。
洗顔をする時間は長くても1分程度!なるべく刺激を与えないこと
洗顔をする時間は、短すぎると毛穴の奥の汚れや不要な皮脂を十分に洗い流せずにNG!
でも、洗顔の時間が長過ぎてもお肌の負担になってしまいます。
洗顔の目安は洗顔料をつけてから1分程度がベスト。正しい順番で洗うようにしましょう。
体温より少し低い30度~35度くらいのぬるま湯で泡を落としきる
洗顔にはぬるま湯を使うのがおすすめ。
人間の体温は36度前後ですが、お肌の表面の温度は32度ほどに保たれています。
お肌の余分な皮脂が溶け出す温度は30度なので、30~35度のぬるま湯を使うと、お肌への刺激を最小限に抑えることができ、余計な皮脂を浮かせて洗い流すことが出来るんです。
35度以上のお湯で洗ってしまうと、お肌に必要な皮脂まで流れ出てしまい、肌のバリア機能を崩してしまいます。
そんな洗顔を続けていると、お肌の乾燥が進み外からの刺激も受けやすい状態に!洗顔が原因でお肌にくすみを作り出してしまうこともあるんです。
洗顔の時のお湯の温度は、洗顔方法より重要な問題かもしれません。
洗顔した際は、泡はきれいにすすぎ切ってしまいましょう。
泡が肌に残っていると、毛穴に詰まったり肌にダメージを与えたりして、シミなど肌トラブルを引き起こしてしまいます。
タオルで水分を拭き取る際はやさしくこすらない
タオルで顔を拭くときは、質のよいソフトなタオルで軽く押さえるようにして水分を取ります。決して、ごしごしこすってはいけません!
乾燥対策には洗顔後に即保湿!!
お肌のくすみを改善するために大切なのは、お肌の乾燥を防ぐこと!洗顔後のお肌はとてもデリケートな状態で、水分はどんどん失われていきます。
ですから、すぐに保湿をするようにしましょう!
乾燥が気になる人は、セラミドやアミノ酸、ヒアルロン酸などの保湿効果に優れた成分が入った化粧水などでしっかり保湿をしましょう。
また、洗顔後のマッサージはお肌にとって逆効果!
摩擦によってメラニンを増やしてしまうことも…。化粧水などをつけるときも、できるだけ優しくお肌に触れるように心がけましょう。
拭き取り化粧水は刺激になるから敏感肌には向いていない
拭き取り化粧水には、あまり保湿効果は期待できません。その強すぎる洗浄力で、お肌に必要な皮脂まで落としてしまうんです。
また、拭き取るときの刺激が敏感肌に取ってはダメージになってしまうので、敏感肌にはあまりおすすめできません。
まとめ
あなたの洗顔方法は正しい方法でしたか?
お肌のくすみを改善するためには、お肌への負担を最小限にして、必要な皮脂をのこしバリア機能を保ちつつ、汚れを洗い流すことが大切です。
毎日行う洗顔だからこそ、丁寧に大切にしたいものですよね。
お肌は洗顔方法を変えるだけでも変わります。ぜひ試してみてください。