あなたは自分の肌質をちゃんと知っていますか?
敏感肌や乾燥肌、脂性肌や混合肌など、お肌にも色々種類があるんです。
よく考えてみると、「自分の肌質ってよくわからない」という人も多いかもしれません。
でも、特に敏感肌の人が自分の肌質をきちんと知ることは、自分に合ったスキンケアをするために大事なこと。
ここでは、敏感肌の特徴を8つ挙げ、それぞれの特徴に合った合ったスキンケアの方法もお教えします!
敏感肌とはこういう肌!!6つの特徴、こんなあなたは敏感肌です
ここでは、多くの女性が悩む敏感肌の特徴をまとめてみました。
下の項目に当てはまる方は敏感肌の可能性大!
間違ったスキンケアで辛い肌トラブルを招いてしまう前に、自分の肌質に合った正しいスキンケアをはじめましょう。
かさつき
健康的なお肌の表面は、水分の蒸発を防ぐ角層細胞がみっちりキレイに並び、うるおいが保たれています。
しかし、敏感肌のお肌の表面は、この角層細胞に隙間が沢山できたボロボロの状態!
この隙間からどんどん水分が逃げていき、お肌がカサカサになってしまうんです。
空気が乾燥していない日にも、お肌のかさつきや粉ふき肌に悩まされている方は、敏感肌かもしれません。
敏感肌は自然には治りません。意識してセラミドやヒアルロン酸などが入っている保湿剤で肌を守らないと、どんどん悪くなってしまいます。
火傷したような感覚
特に何もしていないのにこのような痛みの感覚が肌にある時は、お肌のバリア機能が低下し、空気中の刺激をダイレクトに受けている状態です。
そのため、紫外線などの刺激がお肌の奥の奥まで届いてしまい、お肌の細胞がもろにダメージを受けることに…。
弱ってしまったお肌は、ちょっとした刺激にも敏感になってしまい、髪の毛や風が触れただけでヒリヒリしてしまったり、痛みを感じてしまったりすることもあります。
辛いヒリヒリには、冷却が効きます!出来るだけ触らないようにして、しっかり保湿ケアをしてバリア機能を復活させましょう。
痛みが気になる方は一度病院へ行き、アレルギー検査を受けてみても良いと思います。
その痛みはただの敏感肌ではなく、何かのアレルギー物質に反応しているアレルギー性敏感肌かもしれません。
かゆみ
敏感肌の辛い症状の1つがかゆみです。
角質層のサイクルが上手く機能せずに、薄く敏感な状態になったお肌には、かゆみが出ることがあります。
かゆいからといってぼりぼりと掻いてしまうのは絶対NG!
かゆみが出たときは、出来るだけ刺激を与えないようにして、しっかり保湿をするのが一番の対策です。
また、清潔に保つことも大切ですが洗いすぎもNG。
必要な皮脂を落としてしまうと、かゆみを更に進行させてしまうので注意して下さい。
また、内臓疾患などが原因でお肌にかゆみが出ることもあるので、なかなか治らなかったりかゆみがひどい場合は皮膚科を受診して一度医師の意見を聞くようにしましょう。
赤み
乾燥で角質が剥がれ落ち、表皮が薄くなってしまうのが敏感肌の特徴。
お肌が薄くなることで顔の血管を流れる血液の色が透けて見えたり、お肌の免疫力の低下によって炎症が起きたりして赤み肌を引き起こします。
赤みがでてしまったら、お肌への刺激を最低限に抑えること!
洗顔は洗浄力の弱い無添加の石けんで優しくするようにして、そのあとしっかり保湿をしましょう。
肌荒れ・かぶれ
ずっと使っていた化粧品が突然肌にあわなくなってかぶれてしまう…なんて経験ありませんか?
これが敏感肌の最も怖い症状です。
バリア機能が低下している状態の敏感肌は、外からの刺激に対して免疫機能が過剰に反応してしまうんです。
適切なケアをしないと、黒ずみやシミに発展してしまうこともあります。
突然肌荒れやかぶれが出た場合は、今までのスキンケアを一度中止してお肌に優しい化粧品に変え、お肌のバリア機能の回復を待ちましょう。
ニキビや吹き出物が出来やすい
ホルモンバランスの乱れや疲れ、ストレスが原因で敏感肌になってしまうことがあります。
ニキビや吹き出物が出来やすいタイプの敏感肌の方は、日々の生活習慣を見直してホルモンバランスを整えることが一番の改善策です。
洗顔がしっかりできていなかったり、メイク汚れがのこって毛穴がつまった状態が続くと、お肌のターンオーバーが乱れて敏感肌を引き起こします。
このタイプの敏感肌も、ニキビや吹き出物が出来やすいのが特徴です。
たっぷりの泡で毎日洗顔、保湿をするようにしましょう。
敏感肌の改善への道!!生活改善と正しいスキンケアが必要不可欠
皮膚の層の一番外側にある角層が乱れてしまった状態のお肌を敏感肌といいます。
良く聞く「お肌のキメ」を決めるのがこの角層なんです!
キメの整ったお肌とは角層の細胞がすきまなくキレイに並んだお肌のこと。うるおいが保たれた健康的なお肌の理想像です。
角層が乱れてきちんと機能しない敏感肌の状態になると、細胞と細胞の隙間から外の刺激や汚れが直接お肌に侵入してダメージを与えてしまいます。
これが敏感肌の症状、シミやくすみ、赤み肌の原因です。
お肌の水分もどんどん逃がして、カサカサお肌を引き起こします。
お肌にとって最も重要な角層が、乱れてしまう原因は大きく分けて2つ!
まず1つ目は、乾燥や紫外線、化粧品や洗顔料などの外からの刺激です。
使っている化粧品や洗顔料を刺激の弱いものに変えてみたり、洗顔後は保湿力の高い化粧水などでしっかりと保湿ケアをすることで改善していきます。
2つ目の原因は、睡眠不足や偏った食事などの生活習慣の乱れです。
どんなにスキンケアに力を入れても改善されない!と悩んでいる敏感肌の方は、生活習慣が原因かもしれません。
だけど、生活習慣を変えるのってなかなか大変ですよね。
そこで、ここだけは注意したいポイントをまとめてみました。
敏感肌タイプが生活習慣で気をつける4つのポイント
バランスのとれた食事
忙しいからと言って、パンやコンビニのお弁当だけで済ませてしまうことってありますよね。
栄養不足はお肌に取っても大敵!
お肌の新陳代謝の材料となるのがタンパク質。
不足すると、お肌は新しく生まれ変わることが出来なくなり、古い角質が残って角層を乱してボロボロお肌を招いてしまいます。
肉、魚、卵などのタンパク質を多く含む食品を積極的に取り入れるようにしましょう。
もうひとつお肌に欠かせない栄養素はビタミン!
角質層を作り、ダメージを受けた皮膚の内側の細胞を修復する働きがあります。
なかでも高い抗酸化作用を持ちお肌を丈夫にしてくれるのが、レバーやうなぎ、カボチャなどに多く含まれるビタミンA。
美肌に効果てきめんとされるビタミンCは野菜や果物に多く入っており、プルプルのお肌を作るコラーゲンを量産させます。
しかし、ビタミンCをとろうとして冷たいサラダばかり食べるのはNG!
冷たい食べ物は体を冷やして血行を悪くしてしまうため、敏感肌を進めてしまうことがあるんです。
食事や飲み物は、出来るだけあたたかい物をとるように心がけましょう。
睡眠不足を解消
お肌の生まれ変わりに大きく関わるのが、成長ホルモン。
この成長ホルモンのカギを握るのが睡眠時間なんです!
睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が滞ってしまい、お肌の新陳代謝が悪くなり、古い角質がお肌に取り残された状態に…。
その結果、角質が乱れて辛い肌荒れを引き起こしてしまうんです。
どうしても睡眠時間がとれない!という忙しい方は、睡眠の質を高める努力をしましょう。
食事はベッドに入る3時間前までに済ませて、寝る前のスマホやパソコン作業は避けてリラックスモードを作るのがおすすめです。
また、寝る前に適度なストレッチやヨガなどを取り入れて体をほぐすのもおすすめ!副交感神経が優位になって、体をお休みモードにしてくれますよ。
ストレスを上手に発散
ストレスを受けると、お肌の免疫力はガクンと落ちてしまうんです。
免疫力や整腸など、体の調整機能を司る自律神経やホルモンの分泌量は、ストレスなどからくる感情の不安定さが続くとすぐにバランスを乱してしまいます。
すると、皮脂の分泌が悪くなったり、お肌の新陳代謝のリズムが崩れて細胞がうるおいを失ってしまったり…カサカサ肌やかゆみなどを伴う敏感肌を招いてしまうんです。
知らず知らずに蓄積されたストレスによって、気がついたら敏感肌になっていた!という話もよくききます。
お風呂にゆっくり使ったり、マッサージをしてみたり、趣味の時間をつくってみたり、生活の中にリラックスタイムをつくって上手にストレスを解消しましょう!
身の回りを清潔にする
敏感肌の改善には無駄な刺激を避けることが重要です。
身の回りを生活にすることで、お肌への負担を最小限に抑えることが出来ます。
枕カバーやフェイスタオルなど、毎日お肌に触れるものは清潔に保つようにしましょう。
敏感肌タイプがスキンケアで気をつけるべき2つのポイント
肌のコンディションに合わせたスキンケア
一言で敏感肌といっても、様々な症状があります。
乾燥でパサつきが激しい時には、しっかりと保湿ケアをしたり、赤みや痛みが出たときは、出来るだけシンプルなスキンケアに変えたり…お肌の状態を見ながらケアを進めることが大切です。
心配な方は皮膚科などで肌の状態を見てもらうことも良いかもしれません。
ピーリングは絶対にしない
無理矢理角質をはがしてしまうピーリングは、お肌にとって大きな負担になります。
新しい角質を作り出すことが出来ず、角層はもっと乱れてしまい敏感肌を進めてしまうことになるんです…。
敏感肌にピーリングは絶対にNG!スキンケアは低刺激を心がけましょう。
自分に合ったスキンケアはなぜ重要?
スキンケアの方法は、それぞれの肌質によって全然違うんです!
自分の肌質を知っているのと知っていないのでは、将来のお肌に大きな差が出てしまいます。
いつまでも健やかなお肌でいたいなら、まずは自分の肌質を知ることがとっても大切なんですよ。
自分の肌質を知らないままお肌に合わないケアしていると、どんなに良い化粧品を使っても十分な効果が得られず、お肌にダメージを与えてしまうこともあります。
中でも注意したい肌質は敏感肌。加齢や外からの刺激、ストレスなどによって誰にでも起りうつ厄介な肌質です。
敏感肌の人が化粧品のセレクトやスキンケアの方法を間違えると、お肌にダメージを与えてしまい、辛い肌トラブルを引き起こしてしまうんです。
まとめ
いかがでしたか?
いくつか当てはまるものがあったら、敏感肌かもしれません!
敏感肌にとって一番避けたいものは刺激と乾燥です。
バリア機能が元に戻るように、うまく化粧品や洗顔料を使ってお肌をケアしていきましょう。