お肌の皮がポロポロ剥けてかゆかったり、髪の毛や服、風があたるとチクチクしたり…辛い肌荒れは、お肌だけでなく心までボロボロにしてしまう厄介者。
そして、敏感肌になってしまうと、下手に洗顔をしない方が良さそうですよね。
ここでは、肌荒れから敏感肌になってしまった人のための洗顔方法についてお教えします!
敏感肌ってどんな肌?
痛みやかゆみを伴う肌荒れを起こした肌は、角質層が薄くなっている証拠。
角質層は、わずか20ミクロンという薄いタンパク質ですが、健やかなお肌には無くてはならない存在。
お肌の潤いを保ち、外部からの異物侵入も防ぐ重要な役割を果たしてくれているんです。
角質層が薄くなると、お肌の水分量が低下してカサカサに…さらに免疫力も下がり外部からの刺激も受けやすくなってしまいます。
こんな風に弱ってしまったお肌が、良く耳にする「敏感肌」なのです。
ちょっとした刺激でかゆくなったり痛くなったり、様々な肌トラブルと常に隣り合わせの状態なのです。
肌荒れで痛い時の洗顔はこれに気をつける
どうやら敏感肌になってしまったような荒れた肌、そんな時には「洗顔してもいいの?」と悩むもの。
洗顔で皮膚にダメージを与えてしまっても嫌だし、洗わなければ不衛生だし…どうするのがベストなのでしょうか?
日常生活の中でお肌は、排気ガスやほこり、花粉や化学物質などの汚れにさらされています。
汚れが皮膚に残ったままになってしまうと、刺激になって肌荒れをさらに悪化させてしまうかも…。
毎日最低1回はやさしく洗顔するようにしましょう。
そこで重要になってくるのが洗顔方法!
肌荒れの時の洗顔で、注意したいポイントをまとめてみました。
薄くなってしまった角質層の厚みを取り戻すには、とにかくお肌への刺激減らすこと!
お肌を守りつつ、余分な皮脂や汚れを落すにはどうしたらいいのでしょうか。
洗顔料はとにかく低刺激!!出来れば無添加の固形石鹸がいい
多くの洗顔料は、実は肌荒れ中のお肌にとって強い刺激になってしまう事があるんです。
例えば合成界面活性剤(スルホン酸ナトリウムなど)の入った洗顔料は、角質層を破壊してしまうのでNG。
合成保存料や防腐剤(パラベン)や香料もお肌に刺激を与えてしまう成分です。
洗顔料を選ぶ時には、商品の裏のラベルをチェックして、これらの成分が含まれていない物を選びましょう!
中でも一番おすすめしたいのが無添加の固形石鹸!
固形石鹸は天然の洗浄成分でできていて、お肌への負担はとっても少ないんです。
また、防腐剤や着色料なども添加されていないので、お肌に余計な刺激を与えずに、お肌に不要な物だけを洗い流してくれます。
洗顔をするときは、しっかり泡立ててから顔につけるようにしましょう。
朝起きて肌が乾燥でピリピリ!!そんなときは洗顔料はいらない
乾燥がひどいときは、お肌への刺激を最小限に抑えることが第一!
朝起きてお肌がピリピリ痛むときは乾燥が進んでいる証拠。一度洗顔料を使うのをやめてみましょう。
洗顔料を使わなくても、お肌の余分な皮脂や汚れの大半はぬるま湯で落とすことが出来るんです。
通常の洗顔の時より少し多めの30回くらいを目安にすすいでください。
徐々に角質層が厚みをとりもどし、痛みが落ち着いてくるはずです。
肌荒れには洗顔よりもむしろ保湿ケアの方が重要です
荒れたお肌には、何よりも保湿ケアが大切!
お肌の水分を保つことで、角質層は育っていきます。
洗顔後は出来るだけ早く、化粧水などでスキンケアをしてお肌の水分の蒸発を防ぎましょう。
化粧品はできるだけ成分がシンプルで刺激の少ない物を選ぶのがポイント。
保湿効果の高い「セラミド」が配合されているものがおすすめです。
ピーリングは刺激が強いから絶対にしないこと
ツルツルになって、一見お肌にいいように思えるピーリングですが、敏感肌にはとっても危険な行為!
どんなピーリング洗顔料にも、ラベルに「週に1度程度に」という注意書きが書かれています。
これはつまり、週に1度しか使えないくらいお肌に負担がかかるということなんです。
無理矢理角質を剥ぎ落としてしまうと、肌のバリア機能をさらに低下させ、肌荒れを悪化させてしまうかもしれません。
お肌が荒れているときはもちろん、敏感肌の人はピーリングは絶対にNGです!
炭酸洗顔をつかうと肌荒れがひどくなるってほんと?
毛穴の黒ずみまでキレイにしてくれると注目の炭酸洗顔ですが、荒れた肌にはいいのでしょうか?
炭酸洗顔には、皮脂や角質などのタンパク質を分解する作用があるので、確かにお肌はツルツルになります。
しかし、この高い洗浄力がお肌への負担になってしまい、肌荒れを悪化させてしまう恐れも…。
お肌が丈夫な人にも、毎日の炭酸洗顔はおすすめできません。
肌荒れが気になるときは、炭酸洗顔もNG!お肌が復活してからのケアに使いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
お肌に痛みやかゆみがでたときは、とにかく刺激を最小限に抑えるように心がけましょう。
洗顔法や洗顔料を見直すことは、肌荒れの予防策としても有効!
いつまでもきれいなお肌を保つために、やさしく洗顔、しっかり保湿をして、しっかりケアしていきましょう!