普段、メイクをする時にハイライトを使っていますか?
ハイライトを顔に入れると立体感が出て小顔に見えたり、肌のトーンが明るいツヤのある肌に見えるという効果があります。
ハイライトを入れるポイントというのが顔のパーツの中にたくさんあり、その全てのパーツに塗りたくるのではなく、こう見せたいというイメージに合うようにハイライトを入れていくことがとても大切です。
ハイライトにはどんな効果がある?
人それぞれ肌のタイプが違うように、同じ日本人でもその人の肌質や肌の色によって似合う色は異なります。
ハイライトの効果を最大限に引き出して立体的でくっきりした顔に見せるためには、自分の顔に合ったハイライトを適切な部分に入れていくことが重要だと言えるでしょう。
まずは、基本となるハイライトの入れ方を頭に入れた上で、自分に合ったハイライトの研究をしてみてください。
肌タイプ別のハイライトのおすすめカラー
ハイライトと言えば白のイメージが強いかもしれませんが、実はハイライトにもカラーの種類があるのです。そして、自分に合う色を選ぶからこそ、メイクの仕上がりや印象を綺麗に見せることができます。
それでは早速、肌タイプごとに合うハイライトの色をご紹介します。ハイライトを選ぶ時には、これを参考にして自分に似合う色を見つけてみてください。
①ピンク系
肌の色が白い人には、ピンク系のハイライトがよく似合います。白い肌にピンクを乗せることで、血色が良く可愛らしい印象になります。
②ベージュ・イエロー系
肌の色に一番近いベージュや、肌をワントーン明るく見せてくれるイエロー系のハイライトは、黄みが強い肌には馴染みが良いカラーです。
黄色人種である日本人の肌にはこのタイプが多いので、ベージュ系やイエロー系のハイライトは日本人の肌色に合うハイライトカラーであると言えるでしょう。
③パープル系
パープル系は使いにくいと思う方も多いかもしれませんが、くすみを消してくれる効果が高く、肌の悩みを解消してくれるハイライトカラーです。
肌が白い方でくすみが目立って困っている方は、是非パープル系のハイライトを使ってみてください。
他にも、ハイライトのカラーにはオレンジ系やブルー系など様々な種類があります。
あくまでもハイライトはベースメイクの一つであるということを意識し、主張が強すぎずナチュラルで綺麗に仕上がる肌に合ったものを選ぶことがポイントです。
きちんと使い分けたいハイライトの種類
ハイライトはカラーだけでなく、そのタイプにも種類かあります。ハイライトの種類は、その性質やシーンに合わせて選びましょう。
①リキッドタイプ
リキッドタイプのハイライトはツヤ感を出すのに向いています。
リキッドタイプは肌への密着度が高く輝きがあって華やかな印象へと導いてくれますが、パウダーファンデーションの下に塗るので、広い範囲に使うのには向いていません。
部分使いでくすみまで綺麗に隠すのが、リキッドタイプのハイライトを上手に使うためのコツです。
②クリームタイプ
クリームタイプのハイライトは、密着度が高くリキッドタイプよりもしっかりとした色味があるのが特徴です。
なめらかでツヤもありますが、リキッドタイプのハイライトと同様に部分使いをおすすめします。
③パウダータイプ
パウダータイプは他のタイプとは違い、メイクの最後にハイライトをのせます。ハイライトを広く使いたいという方は、パウダータイプを使ってみてください。
パウダータイプはナチュラルな使い方ができるので、ハイライト初心者にも扱いやすいでしょう。
正しいハイライトの入れ方をマスターしてナチュラル美人に
ハイライトはただ塗れば良いという訳ではなく、どの部分にどんな風に入れると効果的であるかというポイントを押さえて入れていかなければなりません。
ハイライトを入れる部位はおでこ、鼻筋、頬骨、目の周り、顎の5か所です。
それでは早速、この5か所にどのようにハイライトをのせていけば良いのかをご説明します。
①おでこ
おでこに入れるハイライトは、丸くしないで少し長めに引きます。おでこを広く見せたい方は縦長に、逆に狭く見せたい方は横長に引くと良いでしょう。
基本的には自分のおでこが広いか狭いかによって、ハイライトを入れる向きを決めれば上手に引くことができます。
②鼻筋
鼻筋には白のハイライトを眉と目の間から鼻先まで入れていきます。
ポイントは高く美しい鼻をイメージして細くまっすぐにハイライトを入れることで、スッと高い鼻に見せる効果があります。
③頬骨
日本人にはぽこっと出た頬骨が気になる人が多いと言われています。
頬骨が気になる方は、チークを塗る部分から目の下にかけてハイライトを入れれば、主張の強かった頬骨が気にならなくなります。
④目の周り
目の周りに入れるハイライトは、上瞼の中心や眉尻の下あたりに入れます。目の周りにハイライトを入れると、クマやくすみなどを隠してくれる効果があります。
アイシャドウと同じように瞼全体に塗るのも良いでしょう。
⑤顎
顎の丸い部分にハイライトを入れることによって顎がシャープになり、小顔に見えるという効果があります。
忘れがちな顎ですが、輪郭を綺麗に見せるためには意外と重要な部位なのです。
ハイライトは顔のどこにでも使えるという訳ではなく、立体的な顔のパーツに合わせてパーツがハッキリと綺麗に見えるような使い方をしてみることが大切です。
ハイライトはあくまでも目立たせずに上手に使うことが重要で、だからこそ自分に似合う色を知っておく必要があるのです。
今までハイライトは難しそうだと思っていた方も、この機会にハイライトを使ってツヤがある立体的な顔を目指してみませんか。