朝、お化粧前の顔で気になる部分と言えば、シミ、そばかす、クマ、肝斑、くすみ。
もちろんシワやたるみも気になりますが、メイクでしっかりと、今隠したいのがこれらなので、鏡で見ると、目がいってしまうのは仕方がありません。
でも、よく考えてみると、シミとそばかすって何が違うんでしょうね。その違いをもっとよく理解しちゃうと、対策も打ちやすいのかも。
シミとそばかす!!似ているようで実は別モノ
シミと言えば、女性の美肌の天敵のようで、加齢によってどうしても出てきてしまうものと思ってしまいます。
そばかすは、一世代いやもっとでしょうか。
アニーなどに代表されるように、確かに本人にとっては大問題なんですけど、周りの人から見ると必ずしもそうではなく、チャームポイントになる場合もあります。
シミは絶対ないですけどね。イメージだけでなく、シミとそばかす、この2つは似ているようで、実は全く別のものです。
シミの特徴
シミは、20代後半からぽつぽつと目に就くようになります。今まで浴びてきた紫外線や加齢が原因で、肌のメラニン色素が増加してしまう現象です。
また、肌の老化現象で、色素が沈着する場合もシミと呼んでいます。それ以外にも、ニキビ跡などが炎症して、シミになる場合もあります。
このようにシミになる状態を考えてみるとわかるように、シミは後天的なものが主な原因なのです。
そばかすの特徴
そばかすは、小さなお子様にみられることがあります。頬と鼻のあたりに細かくできる色素沈着がそばかすです。
シミと比べると大きさも小さいものがぽつぽつと散らばるようにできています。そばかすのほとんどの原因は遺伝的な要素が強いと言われています。
そのためか、年をとるにつれ、次第に薄くなる場合もあります。ほとんどが顔に現れますが、体の他の部分に出てくるときもあります。
別モノだけど天敵は同じ!!それは紫外線
シミとそばかすの違いは、後天性か遺伝性かの違いであって、原因は、どちらもメラニンです。
となると、シミもそばかすも、どちらも天敵は、紫外線になりますね。
メラニンの大好きは紫外線を浴びれば浴びるほど、シミもそばかすも色が濃くなったり、増えたりと症状が悪化してしまいます。
紫外線は、メラニン色素を生成する働きを持ちます。とはいえ、メラニンにはメラニンの役割があるので、ゼロにするわけにはいかないですね。
その働きと言うのが、紫外線から肌を守るというもの。紫外線による炎症を抑えるのが、メラニンの役目です。
では、どうしてシミやそばかすが。
シミやそばかすの原因になっているのは、メラニンの中でも、肌のターンオーバーで剥がれ落ちれくれないメラニンです。
紫外線の浴びすぎるとメラニンが過剰に生成され、ターンオーバーでのバランスを崩してしまいます。
これが継続されてしまうと、一部のメラノサイトが暴走して、シミやそばかすになってしまうわけです。
それでも、新陳代謝が活発な若いうちならターンオーバーがしっかりしているので、余分なメラニン色素をお掃除することができます。
しかし、年を重ねるにつれ、次第にターンオーバーが乱れてくるので、ターンオーバーだよりのメラニン色素排除がむずかしくなります。
シミとそばかすは美白化粧品で薄くしていくことができます
できてしまったシミを全くなくすことはできなくても、目立たないくらいには、薄くしたい。
そんな要望に応えるのが、美白化粧品です。しかもそばかすも薄くできます。遺伝的な原因が多いそばかすですが、黒く見える理由はシミと同じです。
ですから、美白効果のあるスキンケアで、しっかりとスキンケアをすることで、シミやそばかすは薄くすることができます。
美白化粧品の多くには、ビタミンC誘導体が含まれています。
ビタミンCにはメラニンの定着を防ぐ効果が期待できるのですが、いかんせん、ビタミンCは不安定で分子構造が壊れやすいという欠点があります。
それをカバーするのが、ビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体は、生体内で酵素反応をおこし、自らがビタミンCになります。
誘導体化によって安定化が実現され、体の中での吸収率を向上させます。ですので、効率的にビタミンCを摂ることができます。
他には、新陳代謝を活発にして、ターンオーバーを促進させるビタミンEや、活性酸素を取り除き、肌の老化を防ぐビタミンAなども含まれています。
なんといっても、ビタミン類は美肌には欠かせませんからね。
そばかすやしみにおすすめの化粧水はこちら!!
米肌
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美白有効成分
顔のくすみへの効果
刺激の弱さ
使用感
そばかすやしみにおすすめなのがKOSEから発売されている米肌の美白化粧品です。
米肌に配合されている美容成分がメラニンの発生を防いでしみやそばかすにかなり効果的です。
トライアルがあるので始めやすいのが特徴ですね!!
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肌に刺激を与えるとどちらも濃くなってしまう
シミやそばかすの原因であるメラニンは、刺激に弱いってご存知ですか。
弱いといってもなくなるのではなく、逆に刺激によって増えてしまうのです。
メラニン自体は、そもそも肌を守るために作られるものなので、刺激を与えると、それに対して数で対抗しようとしてしまうわけです。
肌への刺激は、シミやそばかすにとって、マイナスです。洗顔や肌ケアをするときには、やさしく行いましょう。
肌トラブルの解消法!!基本は保湿ケアです
肌トラブルの解消法として最も簡単で即効性があるのは、保湿ケアです。
そしてそれを手軽にできる方法は、美容液の利用。
化粧水の保湿成分だけでは、少々ものたりなくても、美容液で保湿すると、しっかり、しっとりの肌になります。
シミやそばかすの対処には、ターンオーバーを促進すること。それをサポートするのが、セラミドやビタミンといったものです。
セラミドでしっかりと保湿された肌は、刺激にも強く、ビタミンCをぐいぐい肌へ浸透させてくれます。
保湿力に欠けた肌は、どんなにがんばっても肌への浸透率が悪くなり、どのようなケアも肌への刺激になって逆効果となります。
まとめ
シミやそばかすを薄くする方法は、シミやそばかすを事前に対処する方法とも言えます。できてしまえば目立たないようにするために、多くの時間がかかってしまいます。
これ以上濃くしない、ふやさないことも大事なんですね。そして、そのためには、しっかりとケアを継続することが早道なのです。
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