脂性肌について

私って乾燥肌?脂性肌??簡単に見分ける方法

「私って乾燥肌なの?それとも、脂性肌?」と、どちらかわからない人は意外と多いのではないでしょうか?

ここでは、その簡単な見分け方をご紹介したいと思います。

まずは洗顔!そして放置!

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まず洗顔をして、タオルで顔を優しく拭き水分を取りましょう。

その後、化粧水などのお手入れを何もせずに放置します。夏場は10分、冬場は5分程度が目安です。

その後、どういうお肌の状況になるかによって、乾燥肌なのか脂性肌なのかがわかるんです。

お肌全体がつっぱった感じで頬や目元や口元が乾燥していれば、乾燥肌です。

逆に、つっぱった感じは全くなく、鼻やあご、顔全体がベタベタしてきたりすると、脂性肌です。

洗顔後に全体につっぱった感じを感じず潤いがあって、顔全体や額や顎にも特に脂っぽさは感じないなら、普通肌。

乾燥してカサカサした部分があるのに、部分的に皮脂量が多くて脂っぽさやテカりを感じたら、混合肌になります。

乾燥肌の人はなぜ肌が突っ張るの?

素朴な疑問ですが、乾燥肌だとなぜ洗顔後に顔がつっぱった感じになるのでしょうか?

洗顔前は、メイクや皮脂で顔が適度に潤い、守られています。しかし、洗顔後は水分が過剰に皮膚に付着し、潤いすぎになってしまいます。

それを調整するために、体は水分を取り去ろうとして、皮膚の内側の水分までよけいに放出してしまうんですって!すると、逆に肌が乾燥してしまい、水分不足で肌がつっぱってしまうそうです。

肌が突っ張る時に、肌でそんなことが起きていたなんて、驚きですね!

また、水分が失われると皮膚がかたくなったり粉をふいたりすることもあります。乾燥を放置すると、小じわができてしまうのです。

乾燥した椎茸で例えるとわかりやすいでしょうか?乾燥したしいたけはしわしわになりますよね。

でも、水分を含むとシワも元に戻るんです。

脂性肌の人は、油分で肌がおおわれているため潤っていて、水分が蒸発しにくくなっています。

そのため、洗顔後につっぱりを感じることがありません。

どちらか見分けられない場合は保湿メインのスキンケア

自分がどのタイプの肌か見分けがつけにくいと言う人もいると思います。そういう場合は、保湿をメインにお手入れをしてみてください。

保湿をすることにより、乾燥肌の改善のみでなく余分な皮脂を浮かせることもできます。

皮脂を浮かせたいなら、保湿の美容液のフェイスマスクも効果的です。

部分的に乾燥肌してるいなら、その部分を重ねて保湿をする工夫をすると良いですよ。

エステティシャンに学ぶ脂性肌・乾燥肌のケア方法

エステサロンで働くエステティシャンは、お客様のお肌をどのタイプのお肌かを見分け、お客様の肌質に合ったケアをしなければなりません。

ここでは、プロのエステティシャンの肌の見分け方やケア方法を学んでみましょう。

プロによる肌の見分け方

エステティシャンがお客様の肌のタイプを見分ける際に見分けにくいこともあります。そんな時は、食生活や嗜好品などが重大なヒントになります。

脂性肌の人は、油っぽい食事を好む人が多いです。体内の油分が皮膚に浮き出ていることもあります。

乾燥肌の人は、タバコで体内のビタミンCが奪われていることで乾燥している人が多いです。

コーヒーやアルコールなどの利尿作用の強い物は、体内に必要なビタミンなども排出してしまい、水分も排出してしまいますから乾燥肌になりやすいのです。

コーヒーやアルコール、タバコが好きな人は要注意です。

プロの肌ケアとは?

では、プロのエステティシャンの肌ケア方法を見てみましょう!

まずは、洗顔です。優しく数回洗うと、汚れや脂が取れます。

洗顔後に皮脂が浮いているところに美容液を塗ります。皮脂が浮いているところを保湿することで、保湿成分を皮膚の中に入れて脂を浮かせるそうです。

乾燥や脂の浮き具合がひどい人には、保湿の美容液に浸したフェイスマスクを15分ぐらいのせます。つっぱり感を感じる場合、保湿の美容液をたくさん使います。

乾燥肌や脂性肌を普通肌に戻すために、エステティシャンはとにかく保湿にこだわるそうです!

プロの方法を見ても、やはり、保湿は大事!ということがわかりますね。参考になります。

プロによる肌ケアのアドバイスとは?

では、プロのエステティシャンに肌ケアに関するアドバイスをしてもらいましょう!

乾燥肌の人には、洗顔剤や化粧品を見直すことをすすめることが多いそうです。

最近では、海外の化粧品もインターネットなどで手に入りやすくなっていますよね。でも、海外製の化粧品を使っている人は、見直したほうが良いことが多いようです。

海外の化粧品は、海外の人の肌質に合わせて作られています。

欧米では油っぽい食べ物を好む人が多く脂性肌の人も多いので、海外製の化粧品は脂性肌の人に合うように作られています。

洗顔剤などには油分を落とす成分が日本の倍ぐらい入っている製品もあり、化粧品全般が日本と比べると成分が強い製品が多いのです。そのため、海外製の化粧品によって肌荒れを起こす人も多いようです。

また、プロのエステティシャンは、洗顔の仕方の見直しをすすめることもあるそうです。

洗顔の際に、汚れを落とそうと必死になっていませんか?顔をゴシゴシこする様に洗うと油分のみでなく皮膚も落としてしまい、ヒリヒリとした痛みを伴うこともあるのです。

すると、悪循環で水分が更に蒸発して乾燥肌が悪化してしまうのです。

他にも、プロの方がおすすめする保湿の工夫をご紹介しましょう。

布団やベッドに入ったら、眠る前に保湿美容液を浸したパックを顔にします。

保湿とリフレッシュもかねて、おすすめだそうです!

「毎日忙しくて、そんな時間ないわ!」という人は、保湿の美容液をスプレー容器に入れてミストすると、お手軽に気持ちよく潤いを補充できますよ。ぜひお試しくださいね!

まとめ

肌質は、正しい洗顔や肌に合った化粧品の使用、睡眠不足の解消、食生活の改善で良い肌質に変えることができるということがわかりましたね。

まずは、自分の肌質を理解することから!ぜひ、やってみてくださいね。

自分に合ったスキンケアをするためにも、自分の肌質はしっかり知っておきましょう。

その後で、ぜひ試してみてくださいね。