妊娠・育児中に美白ケアする方法

できてしまった妊娠線を消したい!!自宅でできるセルフケア方法

人生の一大イベントである出産を終えた女性の体は、子供を産む前に比べるといろいろなところに問題が起きているもの。

なかでも、伸びきったお腹が元に戻ってできた「妊娠線」は、嫌ですよね。

ここでは、できてしまった妊娠線を薄くするための、自宅でできるセルフケアの方法をお教えしましょう!

保湿で今以上に妊娠線がひどくなるのを防止する方法

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妊娠線は一度できたら消すことはできないんです。

しかも、放っておくともっと広がるということを知っていましたか?妊娠線があるだけでも嫌なのに、今以上に広がってしまうかもしれないんです!

妊娠線は、ちょうど伸びきったゴムが縮んだ時のようなもの。伸びきったときにできた線は、縮んだ後も残ってしまうのです。

実際の皮膚はどうなっているのでしょうか?皮膚は、表皮、真皮、皮下組織でできています。

皮膚にはある程度伸縮性があります。しかし、ある一点を超えてしまうと、表皮の下の真皮や皮下組織が割れてしまい、それがひび割れのように伝わって皮膚の表面まで浮き出て、赤紫の線の模様を作ってしまうのです。

これが妊娠線ですが、放置してしまうと妊娠線の範囲がどんどん広がってしまうのです。

そして、悲しい事に一度できた妊娠線は、消えません。ですから、これ以上広がらないようにするしかないのです。

では、これ以上妊娠線が広がらないようにするための方法をお教えします。それは、保湿をすることです。

でも、お腹周りは範囲が広すぎて、化粧品で保湿をするにはお金が掛かり過ぎますよね。

お金をかけない方法としては、人間の皮膚に浸透しやすいオイルを保湿の化粧品適量と混ぜて使うやり方があります。

特に、ホホバオイルはベビーオイルの原料にもなりますので肌に優しくておすすめです。

美容液でお肌のターンオーバーを促進

傷んだ肌は、だいたい1ヶ月ぐらいで新しい皮膚に生まれ変わります。この1ヶ月の間のお手入れの仕方によって新しい皮膚の状況が変わります。

つまり、この1ヶ月がお手入れの勝負なのです!

お手入れにビタミンC誘導体は、必須です。ビタミンC誘導体は、乾燥、脂性、シミ、くすみ等の総合的にケアできます。ビタミンC誘導体には、抗酸化作用、ターンオーバーを促す作用があるのです。

具体的には、シミの発生元であるメラニンを抑えたり、ニキビの原因である皮脂分泌を抑制してくれたりしてくれますし、老化の元になる活性酸素を弱める抗酸化作用があるのです。

肌をなめらかにする作用もありますので、火傷の跡を治すためにも使われています。ケロイドを薄くするためにもビタミンC誘導体を使います。

ビタミンC誘導体は、真皮まで届くとコラーゲンの生成に役立ちます。シミ、シワ、肌のたるみの改善にも役立ちます。肌の奥までビタミンC誘導体を届けるには、美顔器で浸透させるとよいでしょう。

美顔器を持っていなければ、人間の皮膚に浸透しやすいホホバオイルに化粧品を適量混ぜて妊娠線に塗るのも良い方法です。

また、肌のターンオーバーを促進させる効果が高いものとして、保湿力の高いセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンが入っているクリームがおすすめです。

これも、少ない量で効果を出すために、ホホバオイルに混ぜて使うと良いでしょう。

肌に浸透するまで、ラップなどで巻いておくのも効果的です。

自宅でできるプチエステ、ぜひお試しください!

妊娠線対策は妊娠中から!

一度できてしまった妊娠線を消すのは不可能です。ですが、日頃からマッサージをする事で妊娠線のできにくい皮膚にすることは可能です。

妊娠線の予防は、妊娠した時から始まっています。妊娠したら、お腹周りを保湿しながらマッサージをして、肌を柔らかくしておくのがおすすめですよ!

また、妊娠中に太りすぎると妊娠線はひどくなります。

おなかの赤ちゃんのことを考えると決して「太るな!」とは言えませんが、太りすぎることは赤ちゃんにもママにも良いことではありません。

赤ちゃんの大きさにもよりますが、体重の増加は10キロ前後が目安ではないでしょうか?

どうしても早く目立たなくしたい!!そんなときはレーザー治療しかない

普段は火傷やケロイドの治療に使われるレーザー治療は、実は妊娠線にも効果があります。

レーザーを照射することによってコラーゲンを増やし、傷のある皮膚を内側から再生させるのです。

また、コラーゲンの再生だけでなく、皮下脂肪の分解や隆起物の除去にも期待できます。

副作用は、あまり無いですが体質によってレーザーをあてたところが変色する場合もあります。

完全に妊娠線を消したいのなら、今の段階ではレーザー治療しか手段はありません。

「レーザーなんて怖いなぁ」と思う人もいると思いますが、副作用はほとんど無いのでおすすめですよ。

まとめ

妊娠線が消えないなんてちょっとショックですが、薄くすることもできるんですね。

また、これからお腹が大きくなるという妊婦さんは、毎日お腹をなでて赤ちゃんに話しかけながらマッサージすると良さそうですね!

ぜひ、お試しくださいね。