料理の最中に油が飛んでやけどしたり、熱いものをついうっかり触ってしまったり、アイロンがちょっと当たってみたりと、家事をしているとどうしても、ちょっとだけやけどになることってありますよね。
その時はじんじんする程度なので、ちょっと冷やすくらいはしても真剣に処置などせずにまた家事に戻ってしまうのが普通だと思うのです。
でも、ふと気づくと、やけど跡が残ってシミになっていて、どうしようと頭を抱えるしまつ。
やけど跡をやシミなってしまった時に、きれいさっぱり消してしまうにはどうしたらいいんでしょう。
やけどで出来たシミを消す2つの方法
やけどしてしまった時に、まずやることって、冷やすことですよね。
やけどは素早い処置がそのあとのシミの有無を左右するといっていいほど。だからこそ、最初の一歩の冷やしはとっても重要です。
シミとして、残さないためには、少なくとも10分から20分は、しっかりと冷やしておく必要があるのですって。
でも、できちゃったらどうしましょう。
出来てまだ新しいやけどのシミにはビタミンC誘導体
やけどをした皮膚が治ってくると、やけどを下あたりの皮膚の内側に色素が沈着してくるんですよ。
でそれがほかの皮膚の色と違うんで、シミに見えてしまうというか、シミですね。
これの対策は、やっぱり皮膚を再生するしかないですよ。ということはコラーゲンです。
コラーゲンで皮膚を再生してしまいましょう。コラーゲンを増やす方法となるとビタミンCなんです。
そして、ビタミンCを効率よくとるには、ビタミンC誘導体が一番ですよね。皮膚の再生を促してやけどの跡を目立たなく、早く治してくれます。
出来てしばらくたったやけどのシミにはハイドロキノン
ビタミンCは、いまいまできたシミはいいのですが、しばらくたってしまったシミには、効果がないんです。
そこで、ハイドロキノンの登場です。
ハイドロキノンはご存知のとおり、美白成分です。しかもかなり強力。メラニンの生成をおさえて、できてしまったメラニンを減らす効果があります。
やけど跡の色素沈着の色素自体を薄くしていくので、シミ自体もどんどん薄くなっていきます。
大体2か月ほどで、きれいになるといわれるほど効果が高いようですよ。
あきらめる前にちょっとためしてみるのはどうでしょう。
ラベンダーのエッセンシャルオイルをつかう
やけどの跡をきれいにするために必要なことが十分な保湿。保湿ケアは、シミを消すだけでなくいろいろなお肌ケアででてくる外せないポイントです。
一般的な保湿ケアでは、ワセリン、馬油、エッセンシャルオイルなどありますが、その中でも、私がやけどケアでおすすめしたい保湿ケアは、ラベンダーのエッセンシャルオイルを使うものです。
やけどは、皮膚にかなり大きなダメージをさせてしまうものですから、皮膚自体再生力が落ちています。
皮膚が再生されていないうえに乾燥のダメージが重ねってしまうとやけどはなおるどころか、ひどいままになって、その結果、シミとなってやけど跡が残ってしまうんですよね。
そこで、皮膚が落ち着いてくるまでは、保湿剤をしっかりと塗って、ガーゼなどで乾燥のダメージから守ってあげると、皮膚が刺激なく再生されていきますので、新しい皮膚ができやすくなりますよね。
紫外線対策をしないとやけどのシミは濃くなる
ここまでくると、そうですね、やっぱり紫外線対策の話をしなければですよ。
特に、ハイドロキノンは、紫外線を浴びてしまうのは、NGですから、気をつけます。
やけど跡だからと特別な紫外線対策をする必要はありません。いつもの紫外線対策で十分です。
ただ、やけどの後ですから、できるだけ刺激の少ないものがいいですね。
洗い流すにしても、石鹸で普通に洗えばおちるものが刺激が少なく、お肌にもやさしいものと言えますよね。
まとめ
やけどは、その時には気づかず、後からひりひりと痛みがあったり、お風呂などのお湯に触れた時に、意外とひどかったのだと気付いたりするものです。
特に家事の最中にやけどをした場合は、のんびりとやけどケアをしていられませんものね。
かといってあっちもこっちもやけど跡だらけでは、話になりません。
そうなるまえに、まずは、しっかりとやけどをなおして、やけど跡が残らないようにすることが大切です。
そして、できてしまったら、まずは、早めのやけど跡ケアをしましょう。そうしたら、やけど跡がシミになる前に治ってしまいますので、短期間でケアが完了します。
でも、それに気づかず、気づいた時には、「時、すでに遅し」だった場合でも、あきらめは禁物。
少し時間はかかりますが、ちゃんとケアをすれば、やけどでできてしまったシミも消すことができます。
いくら、家事をやっている証拠だぁと息巻いても、やっぱり、きれいな肌がいいですもんね。
ちゃんとシミケアをして、きれいな肌を維持しましょうよ。