うっかりって結構ありますね。その代表的なものがシミです。
ちょっと紫外線が・・と思った時には、「時すでに遅し」なんて経験ありませんか。
しかもシミは、あるとき突然気になってしまいます。
それが薄いとか濃いとか関係なく。すべてが濃く見えるし、今すぐにどうにかしたい。
気がついたら、すぐにセルフケアで対処したいと思っているアクティブ派の方に、セルフケアでできるシミの対処方法をご紹介します。
気になるシミをセルフケアで治す最短の方法
シミをセルフケアで治すときのポイントはなんといっても肌のターンオーバーです。できしまったものは、なくすしかないですからね。
その方法として考えられるのは、肌の細胞を新しくして、メラニンを排出してしまうということ。
では実際には、どうすればいいのでしょう。
ざっくりと考えるだけでもポイントが4つほどありそうです。
・保湿でターンオーバーを正常化
・洗顔で汚れを正しくオフ
・ピーリングで古い角質をオフ
・美白化粧品でメラニンを撲滅
では、ぞれぞれについてもう少し細かく見ていきましょう。
まずは保湿でターンオーバー正常化!!メラニンを排出しやすくする
ターンオーバーって早くても遅くてもダメって知っていましたか。
普段から、粉ふきや肌のかゆみ、敏感肌症状が出ている人は、ターンオーバーが早すぎる人です。
逆に、シミ、クマ、くすみなどのトラブルは、ターンオーバーが遅すぎる人です。
今回はシミ対策なので、ターンオーバーが遅すぎる人の対策ですが、早すぎる肌も遅すぎる肌も、ターンオーバーを正常化するポイントは、肌を保湿することです。
ターンオーバーが遅くなる理由としては、肌を作る力が衰えてきて、古い角質がいつまでも肌に残っているために、新しい肌細胞が生まれるサイクルを送らせてしまうことにあります。
そこで、その対策として肌水分量を十分にすることが大切なんです。肌細胞が作られてきれいな肌に生まれ変わるためには、絶対的な肌水分量です。
しっかりと保湿をして、水分量が足りていれば、ターンオーバーが正常化してきますので、シミの原因であるメラニンを排出し、元のきれいな肌に戻してくれます。
洗顔で汚れを落とす
シミがなかなか改善できないという人の多くが、洗顔に問題があるようです。ようはごしごし洗いをしてしまうということです。
これって、生活習慣のようについやってしまうのですよね。意識して完全しましょう。シミ対策のための洗顔は、たっぷりふわふわの泡で行う泡洗顔です。
泡洗顔のやりかたは、いまさらですが、とにかくたっぷりの泡をつくって、顔にのせ、手のひらで顔に触れないように優しく洗います。
泡を転がすようなイメージでやるととうまくいきます。
なんか、洗った気がしないという人もいますが、2,3分ほど行うとしっかりと汚れは落とされているので、心配いりません。
目じりと小鼻は洗いにくいので、指でなでるようにすると、洗い残しがないですよ。
ピーリングで古い角質を除去する
ケミカルピーリングとは肌にグリコール酸などを塗って、古い角質を強制的に除去することで新陳代謝を活性化させます。
ピーリングは比較的濃度の濃い酸を使用するため、治療後は肌がヒリヒリすることが多々あり、治療後のケアがとても大切になります。
最近では自宅で手軽にピーリングができるという洗顔料などが販売されています。
酸の濃度は低く安全にセルフケアができるとあって人気があります。
しかし、ピーリングは酸の力で肌の表皮の一部を溶かすので、施行直後は肌のバリア機能が低下しているため、紫外線などの影響をダイレクトに受けてしまいます。
施行後暫くはしっかりと保湿をして、紫外線対策は万全に行うようにしましょう。また、比較的酸の濃度が低いとはいえ毎日使用することはできません。
肌トラブルの原因になりますので、必ず用法・用量を守って正しく使うようにしましょう。何らかの異常があった場合は直ぐに使用を中止し、医師に相談しましょう。
ピーリングのシミとり効果
ピーリングは、ニキビ対策でよくやっていたなぁと思い出す人もちらほら。
そして今度は、シミ対策です。
ピーリングは古い角質を取り除く作業ですが、ピーリングによって肌のターンオーバーが促進されることから、角質部分の沈着したシミを薄くする効果があります。
さらには、ターンオーバーの正常化を助けるので、深部のシミも徐々に薄くなってきます。
とはいえ、むやみに毎日やっても逆に肌トラブルの原因になるので、ピーリングをする場合には慎重に行ってくださいね。
おすすめは、美白化粧品との組み合わせです。
ピーリングをした後は美白成分を含む保湿剤でケアすると浸透率が高まっているので効果絶大です。
最低3か月はセルフケアを続ける!!それでも駄目なら医療機関へ
セルフケアと言えども、結構簡単で、今の肌ケアと手間ではさほど変わりません。
少しだけ、肌に優しくなるだけです。
とはいえ、シミには原因やその症状を良く見るといろいろなタイプがあります。
それを根もやり方でどうだと言っても、結果が出にくいもの、出やすいもの、良くなるもの、悪化するものなど様々です。
3か月間やってみて、全く改善が見られないようでしたら、医療機関に相談に行くことをおすすめします。
医療機関では、シミの診断だけでなく、治療や処方、化粧品の紹介まで行ってくれます。
まとめ
鏡を見ながら悩んでいないで、まずは、できることから始めてみましょう。自分のシミに合うケアが見つかれば、それをきちんと休まず行ってみます。
それでもだめなら専門家に相談します。
基本のセルフヘアは、正しい洗顔、しっかりとした保湿、そして、ターンオーバーへの気遣いです。
これらをしっかりとやると肌もシャキッとなってきますよ。